- 40歳で働き盛りの男性が育休を取る決断に至った背景
- 『DIE WITH ZERO』が価値観に与えた決定的な影響
- キャリアと育児で迷っている人への一つの視点
はじめに
仕事に慣れ、ある程度の役職にも就き、
生活もキャリアも「安定した」と言える状態になると、
ふと、こんな感覚が生まれてきました。
「このまま働き続けて、人生は本当に満足できるんだろうか」
40歳を迎えた頃、
キャリアは想定通りに進み、大きな不安はない。
それでも、どこか満たされない感覚がありました。
そんなタイミングで、
双子の妊娠が判明し、三姉妹の父になることが決まりました。
育休を取らないといけないなー、と漠然と考えていた時に、
一冊の本が、育休取得の重要性を再認識させてくれました。
それが、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO』です。
この本を読んだことで、
「家族のためだけでなく、自分のためにも育休を取るべきだ」と確信しました。
この記事では、『DIE WITH ZERO』が私の人生観に与えたことをまとめていきます。
育休取得までの具体的な動きについては別の記事にまとめています。
よろしければこちらから!
⇒【育児休暇】管理職夫婦が双子育児で育休を取得した話 〜妊娠判明から決断まで〜(夫の視点)
⇒【育児休暇】管理職夫婦が双子育児で育休を取得した話 〜会社との交渉から育休取得まで〜(夫の視点)
DIE WITH ZEROで刺さった「思い出の複利効果」
DIE WITH ZEROの中で、
特に強く印象に残ったのが、
「思い出の複利効果」という考え方です。
思い出は、その後の人生で何度も価値を生み続ける
だから早く作るほど、複利で効いてくる
つまり、
若いとき・体力があるときに作った思い出ほど、
人生全体で見ると価値が大きくなるということです。
思い出は、形の残りませんが自分の中に確実に残ります。
- 振り返るたびに幸福感をくれる
- 人生の意味づけになる
- 人生の後半を支える資産になる
今後年を取っていくにつれて、
若い時ほど元気に動けない、寝たきりになってしまってしまう可能性は十分に考えられます。
そんな自分を想像したときに、
「子供と過ごした時間」
というかけがえのない思い出があれば、
悔いのない人生だったと思えるようになるのでは?
と思うようになりました。
「人は死ぬ直前が最も裕福」という皮肉
もう一つ、
自分に大きな影響を与えた言葉があります。
人は死ぬ直前が、最も裕福である
多くの人は、
老後に備えてお金を貯め続けます。
でも実際には、
体力も、気力も、自由も減っていく中で、
使いきれないお金を持ったまま人生を終える人が多い。
この一文を読んだとき、
改めて時間を有効に使うことの価値の大きさを痛感しました。
「今、時間も体力もあるこの時期に、
お金を稼ぐために仕事に専念することだけが本当に正しいのか?」
そう自分に問い直すきっかけになりました。
育休は「将来の自分への最も重要な投資」
双子が生まれ、
三姉妹の育児が始まると、
この言葉の重みを日々実感します。
- 夜中の授乳
- 泣き止まない時間
- 何も進まない一日
正直、大変です。
でも同時に、
今しか経験できない時間でもあります。
この時期を仕事だけで埋めてしまったら、
将来どれだけお金があっても、
取り戻すことはできません。
育休を取得することで、子供とのかけがえない時間を過ごすことは、
「キャリアを止めてしまう無駄な時間」ではなく、
将来の自分への重要な投資だと感じています。
5か月育休を取って、はっきり言えること
育休を取る前、そして今も仕事への復帰の不安は尽きません。
- キャリアへの影響
- 周囲の目
- 復帰後の立場
でも、5か月経った今、
はっきり言えます。
取ってよかった。後悔は一切ない。
- 子どもとの距離が圧倒的に近くなった
- 夫婦で育児の価値観を共有できた
- 「人生で何を大切にしたいか」が明確になった
これは、育休をとらなければ得られなかった経験です。
仕事の成果とは別軸で、
確実に人生を豊かにしてくれるものだと確信しています。
同じように迷っている人へ
もし今、
- キャリアは順調だけど、どこか満たされない
- 育休を取るべきか迷っている
- 「今じゃない」と先延ばしにしている
そんな状態なら、
DIE WITH ZEROのこの2つの視点を、
一度自分に当てはめてみてほしいです。
(そして可能であればご一読することをおススメします!)
- 思い出は、早く作るほど複利で効く
- 人は死ぬ直前が、最も裕福になりがち
時間は、お金よりもずっと希少です。
まとめ
DIE WITH ZEROを読んだことで、
私は家族のためだけでなく、自分のためにも育休を取りたいと思うようになりました。
それは、
短期的な合理性ではなく、
人生全体で見たときに納得できる選択でした。
今、子どもと過ごしている時間は、
将来きっと何度も自分を支えてくれる。
そう確信しています。
このブログでは、
育休生活や双子育児のリアルを、
これからも綴っていきます。
(過去の記事はこちらから⇒過去の記事)
同じように悩む誰かの、
判断材料の一つになれば嬉しいです。



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