- 転職直後でも住宅ローンを組むために考えたこと
- 頭金・連帯債務・贈与についてどう考えたか
- 変動金利と固定金利で夫婦が悩んだリアルな話
はじめに(導入)
第4話では、
人気エリアで様々な条件が揃い、
好条件の中古戸建の購入を即決した経緯を書きました。
第4話はこちら👉【都内・中古戸建購入記 第4話】
ただ、
「買う」と決めて、次に立ちはだかったのが
資金計画と住宅ローンの問題です。
特に我が家の場合、
- 夫婦ともに転職して間もない
- 3人の子供を育てることを踏まえた返済プラン
- 早期に審査を通さないと、出産までに引っ越しが完了しない
という状況でした。
今回は、
そんな中でどのように資金計画を立て、
どんな住宅ローンを選んだのかを振り返ります。
信用力に問題ない?転職直後のローン審査
ローン審査を行うにあたって、
当初「大丈夫でしょ」
と軽い気持ちで考えていました。
決して楽ではないものの、
年収や保有資産の状況を踏まえると、
「返済は可能」
と判断できる水準だと考えていたためです。
しかしながら、
一点、審査のネックとなる事象があることを
完全に失念していました。
それは、
「夫婦ともに転職して間もない」
ということでした。
一般的に、
- 勤続年数が短い
- 転職直後
という状況は、
長期的な返済能力に疑義が生じるため、
住宅ローン審査では不利になると言われています。
我が家も、
事前審査に関する書類を作成する中で、
夫婦ともに転職して1年も経っておらず、
信用力に疑義が生じる可能性があることに思い至りました。
「本当にこのタイミングで通るのか」
「物件を逃すことにならないか」
という不安を抱えながら、
資金計画を詰めていくことになりました。
信用力をどう補完するか ~連帯債務という選択~
このような状況であったため、
夫単独での信用力を補完するため、
妻を連帯債務者とする形をとりました。
「夫婦ともにフルタイムで管理職として共働き」
という属性のメリットを最大限、享受できる方法だったと思います。
我が家がペアローンを選ばなかった理由
夫婦共働きであれば、
借入額を最大化できるペアローンという選択の方が合理的、
という考え方もあるかと思います。
我が家もペアローンと連帯債務のいずれを選択するか、
夫婦で議論しました。
結論から言うと、
「借りられる最大額」よりも「不確実性を減らすこと」を優先し、
連帯債務を選択しました。
我が家は、
- 双子妊娠が判明していた
- すでに長女がいて、これから子ども3人になることが確定していた
- 妻は今後、産休・育休・復職後の働き方がどう変わるか分からない状況
という前提がありました。
ペアローンは合理的な制度ですが、
「夫婦が長期間、安定して同じペースで働き続ける」ことが前提になります。
しかし多胎育児では、
- どちらかが仕事をセーブせざるを得ない
- 想定外の入院や体調不良が起こりうる
というリスクが考えられます。
また、
妊娠中に手続きや管理が煩雑になることで
妻の負担も増加するという点も気になりました。
そこで我が家は、
- 住宅ローンは1本にまとめる
- 妻は連帯債務者として信用力を補完
- 金利は固定で将来の見通しを立てやすくする
という形を選びました。
結果として、
「借入額を最大化する」よりも、
生活の変化に耐えられる資金計画を優先した判断だったと思っています。
頭金はどれくらい入れるべき?
住宅購入において、
「頭金をどれくらい入れるか」
については多くの人が悩むポイントだと思います。
近年は低金利の影響もあり、
「頭金を入れずに手元資金を残して運用に回す!」
という考え方も合理的な選択だと思います。
一方で、
頭金を入れるメリットは毎月の返済額を抑え、
キャッシュフローの安定化を図ることができる
という点が挙げられます。
我が家の場合、
住宅購入を検討していた時点で双子妊娠が分かっており、
今後は子ども3人の育児が控えていました。
双子が保育園に入るタイミングで
夫婦ともに職場復帰(フルタイム)する予定ですが、
予定通り働くことが困難になる可能性も考慮して、
「毎月の返済を無理なく続けられること」を優先する判断をしました。
結果として、
我が家は物件価格の30%超を頭金として入れることになりました。
夫婦ともにそれなりに蓄えがあったことに加え、
夫の父から生前贈与による資金支援を得られたことが
大きかったです。
我が家にとっては、
「借りられる金額」よりも「安心して返し続けられる金額」を重視した、
納得感のある資金計画になりました。
夫婦で割れた「変動金利 vs 固定金利」
資金計画で一番議論になったのが、
金利タイプの選択でした。
- 夫:変動金利派
- 金利の低さを重視
- 短期的な合理性
- 妻:固定金利派
- 将来の不確実性を避けたい
- 家計の見通しを安定させたい
どちらの考えも理解できるだけに、
簡単には決められませんでした。
フラット35での決着|不確実性を減らす選択
最終的に選んだのは、
フラット35(固定金利) でした。
決め手になったのは、
- 当初5年間で最大の金利優遇が受けられる
- 完済まで金利が変わらない安心感
- 多胎育児・教育費という将来の不確実性の排除
「最適解」というより、
我が家にとって一番ストレスが少ない選択
だったと思います。
これは結果論ですが、
現在、金利上昇局面となり、不確実性が増大している中で、
固定金利の選択はよかったと思っています。
まとめ|ローンは「条件」より「納得感」
住宅ローンを振り返って思うのは、
- 金利が何%か
- どの銀行が一番得か
以上に、
夫婦で納得できるかどうか が大切だった、ということです。
転職直後という不安要素があっても、
- 連帯債務
- 頭金
- 固定金利
といった選択を重ねることで、
「この家で暮らしていける」という実感を持てました。
次回は、
購入後すぐに着手した リフォームについて書いていきます。
出産2か月前という期限の中で、
何を優先し、どこを割り切ったのか。
実際に住んでみて感じたことも含めてまとめる予定です。
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